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わかめには葉の表面に「もうそう」と呼ばれる、半透明の毛髪のような組織が出来ます。名前については「毛巣」とか「毛叢」とか「毛藻」などと書かれており、どれが正しい表記かまだ定まっていない謎の物質です。その主成分は何なのか、何の目的があって、生えているのか、どんな状況だと伸び易いのかほとんど分かっていない、ミステリー器官です。水温との関係がよく取り沙汰されるのですが、人間のアイヌ人と沖縄の人が共に毛深いように、非常に寒いところでも多いし、暑いところのワカメにも多いのです。最近、「もうそう」を何かの海藻が着生したものと思われ、気持ち悪くて食べられないというクレームがきました。でも「もうそう」はワカメに必須のもの(「もうそう」がなければワカメではない)で、食べると病気になるというのは「妄想」ですので、「もうそう」があっても安心して召し上がりください。
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