理研食品株式会社

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多賀城碑(たがじょうひ)をご紹介

理研食品の本社がある多賀城市には、市の名前の由来にもなっている多賀城が創建された事や改修された事が記載された 国指定重要文化財で日本三古碑の「多賀城碑(たがじょうひ)」があります。当社OBより とても貴重な多賀城碑の拓本を寄贈いただき社内に展示しましたのでご紹介致します。

多賀城碑はJR国府多賀城駅の北側の丘の上に覆堂(おおいどう)に守られて建っております。現在 多賀城跡の南門を復元中ですが 南門の東側にあります。神亀元年(じんき元年:724年)に大野朝臣東人(おおののあそんあずまびと)により創建された多賀城、天平宝字6年(762年)に 藤原恵美朝臣朝狩(ふじわらのえみのあそんあさかり)によって多賀城が大改修を受け 多賀城碑が建てられた事、多賀城が 京をはじめ 各拠点からどれほどの位置にあるのか などが 140文字刻まれております。多賀城碑を建てた 藤原朝狩さんとは? さて、時は飛鳥時代 645年 大化の改新 までさかのぼります。主役の 中臣鎌足 と 中大兄皇子 はご存知だと思います。鎌足は天智天皇(中大兄皇子)より藤原姓をいただきます。朝狩は鎌足さんの玄孫(やしゃご=ひいひい孫)なのです。歴史好きにはたまらないお話しですね。

興味のある方には 2020年12月20日まで 多賀城市文化センター にて行なわれている第30回企画展「多賀城碑が映す古代東北と北方世界」の展示をご覧になる事をオススメ致します。 遠方で来場困難な方には詳しいサイトをご紹介致します。 多賀城碑(多賀城市の文化財 より) 多賀城碑の釈文と読み下し文(多賀城市の文化財より) 多賀城跡(宮城県多賀城跡調査研究所より) (紅葉と覆堂の美しい写真は 市内 鈴木様よりご提供いただきました)