理研食品株式会社

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2023年の三陸わかめ初入札会開催

国内産わかめ生産量の7割を誇る「三陸産わかめ」。「三陸わかめ」を支えている岩手県と宮城県のうち、宮城県産の今期初入札会が 2月21日(火)気仙沼市で開催されました。今回は 石巻市・南三陸町・気仙沼市の9つの浜から「湯通し塩蔵わかめ」が集まり約50社の買い請け人により見附〔みつけ:品質確認(色・艶・葉の厚さ・弾力・脱水状態など)〕が行われ入札によって価格がつけられました。「湯通し塩蔵わかめ」とは、生わかめを 海水を温めた熱湯で茹でて直ぐに海水で冷やした後に 海水から作られた塩を混合して 脱水したものです。 「〔芯付き品〕と呼ばれる茎が付いたままのもの」「〔芯抜き品〕と呼ばれる茎を取り除いた葉」「〔元葉〕と呼ばれる めかぶに近い方についているノコギリのように見えるギザギザの小さな葉」「〔中芯〕と呼ばれる葉を取り除いた茎」「〔切れ葉〕と呼ばれる茎を取り除く際に破れた葉」など、加工段階や わかめの部位によって様々な品種に分けられて入札されます。  これから5月初旬にかけて宮城県では11回、岩手県では9回 入札会が行われます。

入札会場となったJFみやぎ わかめ流通センター(宮城県気仙沼市)

宮城県漁業協同組合代表理事組合長による挨拶
入札会場内での見附(みつけ)風景
上場(じょうじょう)された「湯通し塩蔵わかめ」 これは茎を取られた葉で「芯抜き品」と呼ばれるもの。
集まった報道関係の皆様
買い請け人の方々に入札結果が渡されて入札会は終了 セリと違い、結果が出るまで分からないのが入札です

〔湯通し塩蔵わかめの作り方〕をHPから動画でご覧いただけます。

漁協さんの大きな加工場 と 一般的な個人の加工がご覧になれます。